2012年9月4日火曜日

2.5世帯

旭化成住宅などで最近「2.5世帯」なる住宅仕様が商品となりつつあるという。

親世帯/子ども・孫世帯/それに加えて0.5となる人たちは……

住宅のHPなどではとっても美しく書いているが、要するに「行かず後家」「出戻り」「結婚できない、しない人」「いい歳して親のすねかじり」「ひきこもり」「ニート」「就職難民」「派遣切り」……などなど。

その話を聞いて、「あるある! いるいる!」と思った。確かに、多くの家庭でそのような「どこに属したらいいかわかんない存在」が、たいてい、いる。

そういう意味では2.5に目をつけたのはいいことかもしれない。

しかし、住宅のHPでは、0.5の人のことを「素敵なお姉さん」と呼ぶ。
素敵なお姉さんは、絵の中で、親世代・子世代が活動している真昼間(太陽がさんさんと射している)に、ぐーぐー寝ている絵が…。親が掃除している時間にゴロゴロと本やテレビ見ながら寝っ転がる姿。

 素敵なお姉さんにはウォークインクローゼットが必要で、ライフスタイルも上と下とは違うので配慮が必要とのこと。HPではとーっても可愛らしい絵でほのぼのと描いている。

わたしもその0.5です。
家族で2.5世帯の話しをしていたら、わたしに(もし2.5世帯住宅にしても)「昼間まで寝ているのは孫の教育環境に良くないから治してほしいと」。

0.5ね。
0.5の人たちは、それぞれ今何歳なんだろう。 どうやって、「1」になる展望があるのだろう。

「 1」になるのは、なり損ねた人たちには、悲しいくらい切ない。



 永遠の「半人前」。

Photo by ベルナール・フォコン



2012年6月29日金曜日

デスクトップにあるものは

去年あたりから、ふと思いついたときにネットでアップするだけのフォトコンテストに応募したりして…。以前は本当に無欲というか、「なんかコンテストやってるなぁ」と気になった時、デスクトップにあった写真を適当にアップするだけで、ちょいちょいはかすっていた。

なのに…だから狙い始めたら、もう当たらない。
「デスクトップになんとなく置いといた写真」には、私にとってなんか意味あるのかなぁ、などと思ったりして。




デスクトップにあった写真(私が撮ったのではないです。なんかのメルマガについてた)。



2012年6月16日土曜日

アニサキスちゃん!

アニサキス。

寄生虫の中でも攻撃的でかなり怖いとされている。イカ、サバ、ホタルイカなどに寄生し、新鮮な生の状態でないと生息しない。冷凍物にはいない。「本当に新鮮なもの」にしか存在しません。

アニサキスに当たりました! 喜ぶことではないかもしれないけど、そんなに嫌悪はしていません。新鮮なシメサバを食べた翌日から、胃の激痛で目が覚めるようになりました。胃といっても中心ではなく、胃の外周部、つまり胃壁に激痛が走ります。とはいえ、耐えられないというレベルではなく、私は「なんでこんなに痛いんだ」と思いつつも外出し、仕事をこなしていました。痛みとしては「胃壁がガツガツ攻撃される」って感じでした。

3日くらいして、時間ができたので病院へ行ったら「胃壁が分厚くなっている。ホタルイカ、サバとか食べました?」と聞かれた。「あ、そういえば、はい」。
「アニサキスとかじゃないかな。胃壁が腫れている」(医)。

「アニサキスぅ〜!!!」

興奮MAX。お腹の中に初めて宿した命です(胃だけど)。急に可愛くなりました。しかしその頃にはすでに痛みはひいており、アニちゃんは死にかけのようです。「数日でいなくなるから」(医)とのことでした。そして、

「決してそのお店が悪い訳ではないですよ。新鮮なものを出している証拠です。こればっかりは、運です」とのこと。

こんなことを書くと「悪趣味」とか思われそうですが、私が寄生虫に嫌悪感が薄いのは、過去に取材したことがあるからです。目黒寄生虫館の初代館長・亀谷了氏に長くお話しを伺いました。

基本的に…寄生虫というのは、母体と共存して生きている。母体の菌や悪いものを食べて生き延び、母体にとっても利益になる。そういう双方にメリットのある共存関係でしか生きていかれない、成り立たない存在なのです。

それが、人間とか本来入るべきでない母体に入ることを「迷入」と言い、つまり迷い込んでしまって、出られない。そこには自分の食べたいものも無いし、生きていける環境でもない。「出してくれ〜!」と叫びながら胃壁を食い、もがくのです。

寄生虫館の館長が言いました。
「人間は寄生虫を害虫扱いするけれど、本来の姿は益虫です。寄生虫にとっては「人間なんかの中に入っちまって、こんちくしょう」という気持ちでしょう。彼らにも迷惑千万なのです」

その、あまりにも寄生虫の肩を持つスタンスに当時はおののいたものですが、今では洗脳されています。

なので、私の中のアニサキスちゃんも可愛いのです。ごめんね、居心地良くなくて、すぐ死んじゃって。

館長は「アニサキスの痛みは、もんどり打つくらいの激痛」と言っていましたが、それほどでもありませんでした。これを男性の友達に話したら「女性はそういうの強いからなぁ。男ならびびって耐えられないよ」とのこと。そうかな?

人間はアニサキスが嫌いですが、アニサキスだって人間が嫌いです。嫌いあっている者同士だと、痛みも強烈になるのでしょう。私は今後もシメサバを食べます。
以上、アニサキス事件でした。

-------
シメサバはよく噛んで。

後から調べたんですが、アニサキス系の寄生虫はサバ、アジ、イワシ、サケ、イカ他もたくさんあり、怖がっていたら刺身はもう食べられないとなります。 アジは「たたき」、イカは「イカそうめん」など「切り刻む」系調理法だとアニーちゃん(幼虫)でも死ぬ確率が高くなります。なので、「よく噛む」のが予防法。

あと、「アルコール漬け」。
定かではありませんが、ちらほら耳にしました。「アニサキスは酒に弱い」。
私がさほど悶絶するほどではなかったのは、痛くても毎日酒を飲んでいたからかもしれません。強いお酒だとなお良いそうです。定かではありませんが。

「アニサキスの寄生したイルカの胃」を撮影したことがありますが、フィルム時代のものなのでアップできませんでした。しなくて良かった?

2012年6月2日土曜日

おばあちゃんの俳句

あれから別れ別れになったおばあちゃんに(大げさな。東京にいるのに)、会いに行く約束をして、寝坊して行けなかった。代わりに母が、いろいろメモして教えてくれたこと。

おばあちゃんの俳句がすごいことになっていると。

「人という タンパク質の 秋思かな」

すごーい。食いしん坊もここまで来ればぶっ飛んでます。(お題:秋思)


「小児科の どの子ものぞく 金魚かな」
これは可愛い。目に浮かぶ〜。

「焼き芋や 新聞俳壇 拾い読み」
うんうん、分かる〜。でもまた、食いしん坊なんだから。

以前の名作には
「初ガツオ 豪快一気に おろしたり」
って句があるんだけど、おばあちゃん、なかなかやるなぁ。もうまだらボケが入った今となっては、ナチュラルに食いしん坊パワー炸裂。タンパク質レベルまで感じ取るとは…。そうだよね。人なんて、タンパク質がいろいろ思っているだけだよね。

今度はちゃんと会いに行かなきゃ。




(スカイツリー開業。雨の日の翌日。良く晴れた東京・向島にて)


2012年4月30日月曜日

ゆるキャラまつり〜両国まつり

両国にぎわい祭りに遊びに行ってきました。
ゆるキャラがすごいことになっていました。


スーパースター「おしなりくん」。
スカイツリーを擁する「押上」と「業平」の両方の街が喧嘩 しないよう名付けられた墨田区公認キャラ。在原業平をイメージしている。
今やスカイツリー公式キャラクターの「ソラカラちゃん」を押しのけて知名度トップに立った。
この日も、他のキャラに比べてかなり天狗気味。


「言問姐さん」。
向島の花街からやってきた芸者の姉さんという設定。
設定通り、この姐さんが一番デキていた。
仲間を大切にし、子供に気を配り、まさに「たてる」ということを知っていた。


日本相撲協会公式ゆるキャラ「ひよの山」。
圧巻のインパクト。
何故、「ひよの山」なのか考えてみた。なぜ、相撲取りを「ヒヨコ」にしたのかと。
「関取(セキトリ)」だからだと察した。鳥→ヒヨコ→ひよの山、となったんだ。
17歳くらいの設定で、まだ弱く、子供に負ける。




あまりにも有名な「らいおんちゃん」。
ゆるキャラに混じって、やはり時代を感じる。
ごきげんよう。



江戸東京博物館公式ゆるキャラ「ギボちゃん」。
頭が日本橋欄干の擬宝珠(ぎぼし)になっているから。
これはしゃがんだ姿。超かわいい。街中でポケモンを見つけたような気分になれる。
閑散として見えるが、すごい人気だった。



両国・回向院にお墓のある「ねずみ小僧次郎吉」のゆるキャラ「じろきっず」。
泥棒らしく、ちょっと悪そうな顔付きがかわいい。
京葉道路通過中。


 
かなり壊れている「バベルくん」。
聖書の世界のせいか、そうとういっちゃってる。

その昔、人間は不遜にも「天まで届くタワーを作ろう」とした。それを神様が気に食わなく思い、人々の言語をバラバラにした。そして今に至る。という世界観を表している。




これは「東京タワーくん」らしい。
「東京タワーです」みたいな名刺をくれた。
東京タワーのイメージって、果たしてこうだろうか。


左から、「通天閣くん」「らいおんちゃん」「おしなりくん」「東京タワーくん」
影に隠れているけど「エッフェル塔さん」「凌雲閣さん」もいた。
凌雲閣とは、昭和初期に浅草にあった高さ50mくらいの塔だが、現存しないためか、低いせいか、子供たちは正直だ。凌雲閣さまは名刺を配ろうにも、周りに人が集まらなかった。


どさくさに紛れて、ヤクルトスワローズの非公式ゆるキャラ「燕太郎(えんたろう)」も参戦。
動きやすく暑さに強いので、ブレイクダンスとかしていた。
その様子を、おしなりくんが「ケッ、空気読めよ。主役はオレ様なんだよ」という目で見ていて、司会の人まで「まぁまぁ、おしなりくん、気を悪くしないで」と気遣っていた。
おしなりくんのエリカ様ぶりは、今後問題になるかもしれない。



帰り、墨田区に新しくできたという巡回バス「すみまるくん、すみりんちゃん」に乗った。すみまるくんの車内の天井には窓が付いていて、スカイツリーが眺められるようになっていた。

ゆるキャラ祭り、みたいだったけど、正直「また会いたい」と思うのは「言問姐さん」だけだった。あとのみんなは「暑くてやってらんねー」ってココロが見えていた。

これから、スカイツリー初めての夏。彼らはやっていけるのだろうか。

2012年4月22日日曜日

フォコン

ふと思い出して、気になって、ネットで検索していたらこんな時間になってしまった。。。
仕事があるというのに。

思い出していたのは、昔大好きだった写真家のベルナール・フォコンの2枚の写真。
どれだっけかなーって思って検索していた。




そうそう、この世界に憧れていたの。特に上のラベンダー畑。
今思うと不思議だけど。

フォコンは、マネキンや少年を使った少年愛みたいな作品が有名だけど、それにはあんまり興味なくて、洗濯物とか、部屋とか、炎とか、散らかった清潔感が今も好きです。

フォコンのサイト発見して、ずーっと見てしまった。
http://www.bernardfaucon.net/v2/bernard_faucon_francais.html

フランス人はきっと「フラッシュが重い」とかあんまり気にしないのね。
見応えありすぎです。写真もそのサイトより。

ハッセルブラッドいっこ持って、ひょいひょいと歩いているフォコン、かっこいい…。

どういうわけか、私が昔持っていた写真集は、どこにも存在しない。夢だったのかな。

夢といえば、今朝起きた時ぼんやり思い出した夢がある。
誰かが私の手を握ってくれた。両手で使い捨てカイロを温めるように。
起きたら猫が2匹私の上に乗っていた。

http://www.bernardfaucon.net/v2/bernard_faucon_francais.html
これをバックグラウンドで付けながらお仕事ちう。音が好き。


2012年4月12日木曜日

桜恐怖症克服

桜が苦手でした。20歳の頃から。
満開の桜の下で、倒れてしまった。それから、モワモワした満開の桜が怖くなった。

見ないようにしていても、日本人はどこにでも桜を植える。「桜が苦手」と言うと非国民みたいに言われる。でも、桜って、本当はそれくらい狂気を秘めた何かがあるのではないでしょうか。

「世の中に、たえて桜のなかりせば、春のこころはのどけからまし」

これは、在原業平の歌。ちょうど、業平じゃんスカイツリー。

「世の中に桜がなかったら、さぞかしのどかな心で春を過ごせただろうに」。つまりは、それくらい桜は人の心をザワザワさせる。ということ。春の特別なものだと。

あの満開の桜のモワモワは、一瞬、狂気の世界へといざなう。霞に包まれてどこかへ行ってしまいそうな。私はいつもおかしくなってしまいそうで目眩が止まらなくなる。

 ほとんどの人たちは、ただ「美しい」と感嘆し、桜を追いかけ、桜と見れば争ってゴザをひく。でも、そんなにまで人の心を動かすってことは、それなりのコトがあるからだ。「美しい狂気」に、酔わされている。

今年はようやく、私も桜を回避するのはやめようと、あえて果敢にも撮影にでかけた。

その一部始終がコレ↓。 ちょっと物語仕立てに。
http://bit.ly/HBbCRX
(ムービーにしてみました。1秒より縮めて見ると早く終わります)

今までと自分の環境が変わったので、過去ほどダメージは受けなかった。それに、人ごみの少ない花見スポットを選んだから(向島百花園〜隅田川〜白鬚橋〜白髭桜祭り)。

もう、大丈夫。





























2012年3月24日土曜日

写真の殿堂

アサヒカメラ.netの2月の「写真の殿堂」に入選しました。
うれしー。
去年も1度入選しました。まだ3回しか送ったことがないのに、2度も入選できるなんて、かなり嬉しいです。

世の中に沢山写真コンテストはあるんだけど、ほとんどの場合は「紙に焼かなくてはならない」→プリント代がかかる。しかも美しくプリントするにはそれなりのお金が…

多くのコンテストは「応募料」を撮る。1点1500円とか。

なので、アサヒカメラのような無料で応募できて、しかも入選でも3000円もらえるコンテストというのはとてもありがたいんです!

去年入選したのは、あまり自分が気に入っていなかった写真だから人に殆ど言わなかったんだけど(なら何で応募した!ってつっこまれるし)、一応、去年のはコレです。


タイトルは「秋葉原」。車でアキバを通過する際に、ダッシュボードにあったカメラのシャッターボタンを押した。当然、スロウに。

この写真が気に入らないのに送った理由は、私はこの写真に何か猟奇的なものを感じたからなんです。ちょうど、悲惨な事件のあった頃でした。だから、あんまり人に自慢して見せたい写真じゃなかったの。

選者先生のコメントは、
「秋葉原はつくづく不思議な街だと思います。20年ほど前はまったく元気がなく斜陽の街という感がありましたが、いまでは元気です。しかし私が思うに、ここには情緒がありません。ワビ、サビがありません。つまりこの街を俳句に詠むことは簡単ではありません。俳句が詠みづらい街は写真も撮りにくいというのが私の持論です。しかし、この写真は、逆に街が持つ妙な薄っぺらさを見事に写し撮っています。」

ということで、写真の善し悪しよりも、先生はアキバについて思うところがあったのかなーとか。 でも公に写真にコメントいただけるということは嬉しかった!


今回が前回ブログに載せた団地の写真で、コメントは、
「ストレートでシンプルな写真です。団地が正面から光りを浴びています。ただそれだけなのに、それだけで終わっていません。だから余計に感情に訴えてきます。情緒的ですらあります。タイトルにもあるように、ここに喜びも悲しみもあり、さらには人生そのものが詰まっています。エレファントカシマシの歌が何故か頭に浮かびました」

とのことです。エレカシについてわたしはよく知らないけれど、調べてみようかな。前回よりは写真のことに触れてもらえました。嬉しさ前回よりアップ。

とりあえず、3000円もらえるのはありがたいです。

今まで仕事でカメラを持ち歩いていたけれど、現場までキャリーケースの中に入っていたから、ちょっと撮りたいなって時にもわざわざ出すことなくもう15年くらいそうしてきました。普段はケータイカメラしか撮らなかった。

ようやく、「1台は趣味のために出しておこう」と、そうしたのが今年から。

入選とかそういうことは、今後そううまくはいかないでしょうが、これからも「撮る喜び」「撮る意味」「撮ってきたこと」を感じてやっていきますです。

殿堂入りの写真とかは本当に美しいんだけど、できるだけマジマジ見ないようにしているの。感化されちゃいそうだから…。

 初めて写真を始めた時の「私の目」の楽しさが、原点だから。

2012年3月23日金曜日

初スマホ

スマホ買いました。
iphoneかアンドロイドか、悩みに悩んで、何故かdigno。

20年来のmacユーザーだから、iphoneでいいんだろうけど、問題がふたつ。
・世の中iphoneだらけ(ひねくれもの)
・ au家族割りに関して家族が「乗り換えはやめてー」と叫んだこと。

MNPはいいんだけど、「家族割り」をやろうとすると、「同じ住所に住んでいること」「名字が同じであること」でないと、簡単にはいかない。「戸籍抄本」が必要になってくる。区役所行けばたいして面倒でもないんだけど、家族ツラ合わせて、戸籍持ってsbショップに行く、なんてやっぱり相当面倒くさい。高齢の親にやらせられない。

ということ。

MNPあきらめて、機種変となるとお金がかかる。仕方なく、dignoの白ロムを1万8千円で購入。大黒屋だし、購入店は「ヨドバシアキバ」だからいっかと。iphoneには手が届かない。

そもそも、私が使いたいのはgoogle mapなのだ。だからアンドロイドでいい。
自転車にも使いたいから、突然の雨のために防水も欲しかった。
近くに気持ちいい公園があるんだけど、そこでmac book airで気分転換しながら仕事したかった。そこでdigno。(airはヤフオクではなく楽オクで格安で落としました)。

早速、秋葉原から自転車で帰宅する際、google 徒歩ナビを使ってみました。まず、

「北東へ向かってください」

え?

北東って、確かにウチは濹東だけど、北東ってどっちぃぃい?

「北に向かって斜めに、800メートル先右折です」

え。

それでなくとも関西人と違って「東西南北」の概念が希薄な東京人なのに、「左右、斜め」と混在している。

結局、土地勘のある道(というか買いに来た時は迷わず来たのに)、ナビに付き合っていたら迷いまくって1時間もかかった。

せめて、常時コンパス出してよ。なぜかたまに出てくる。コンパス見ても分からないけど。

日本のカーナビって優秀だなぁって思った。確かに、東西南北の方が汎用なのは当たり前だけど。北極星でも探そうかと思った。

徒歩ナビがこの調子では、実際の仕事ではかなりさしつかえる。慣れるか、いいアプリやガジェット探さないと。1時間のナビで電池は65%減。どんな外部電源がいいのかサーチしまくる。

で、思った。

一番いいのは「頭脳」だと。
この「アタマ」に、地図を叩き込め! オンナは地図に弱いなんて、慣れと根性でどうにかなる! お金がいっさいかからなくて、荷物もない。この「脳」という無限のHDD。CPUは自分次第。バッテリーはごはん。本気で両親を助けたいと思えば、地図を頭に入れることくらい、できるでしょ、と。

「脳だ、脳。タダで無限だ! 使いまくれ!」と、今日の感想はこんなところでした。



(Google 徒歩ナビについてはdignoのせいではありません)。





2012年3月16日金曜日

ゴミ捨て場の美学

ある日のお散歩は高級住宅地でした。

ウチのような下町はぐじゃぐじゃですが、セレブな街はさすが!です。
リングの均等感覚に優れています









電柱をお洒落にするアイテムに。
(スカーフ巻きパターン)




こちらも吊るし間隔が見事。







かわいくまとめています。
きちんと丸まっています。








 優勝旗のように巻かれていました。



珍しい直置きですが、石を積んで、きちんとたたんだ状態。

よくある光景ですがペットボトルの水がキレイで、回り込みもいいです。




リボンもお洒落に。
なんちゃってフェンディみたいなのを使うところがニクいです。










やっぱり、きちんとした住宅街にはきちんとした人が住むのでしょうね。
私がゴミ当番をやれといわれたら、とてもここまでできません。
「住民意識の高さ」。これは鼻が高いとか言う意味ではなく、
「きちんと暮らす」ことそのものの高さを
表すのではないかと、ゴミばかり撮影しながらつれづれに。


ずっと24時間ゴミ出しOKの生活だから知らなかった。